58歳男性の方です。目の下のたるみ、ふくらみのお悩みにてカウンセリングを受けられました。半年前に他院にていわゆる裏ハムラを受けられたところ全く改善しなかったとのことです。さらに中顔面のやせと下垂が高度なため、裏ハムラによる眼窩脂肪の移動によって三白眼（黒目の下に白目が見える状態）をきたしていました。手術では睫毛下を切開し眼窩脂肪を適量除去したのち、中顔面を引き上げ眼輪筋を吊り上げて骨膜に固定しています。最後に余剰の皮膚を切除しています。術後9日目に抜糸に来られましたが目の下のたるみやほうれい線は改善し、術前に見られた三白眼も良くなっています。また下眼瞼の外反を生じることなく経過は良好です。左下眼瞼に眼輪筋の吊り上げによる凹みを認めますが1,2か月の経過で改善していきます。
共立美容外科熊本院 院長 島田茂孝
